鈴木邦男という質量・・・『読書について』

2010年1月18日 21:04:45

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また、鈴木邦男さんからたくさんの書籍をいただいた。
その中にこれまで読みたくても手に入らなかった一冊の全文コピーもはいっていた。
欲しい一冊だった。買うと2万円近くする。これでとにかく読める。嬉しい。

鈴木さんと会うといつも読書の話になる。
阿佐ヶ谷ロフトでのプレトークもほとんどが「読書」についてだ。
鈴木さんにしても、ぼくにしても、読書は趣味ではない。
読書は、仕事だ。直接に換金されないにしても、読書は仕事だ。その自負は強くある。
だから、どんなに眠くても本を読む。読書のための時間を優先して作る。
読書と書くことを中心に生活を作る。読書のために体を作る。読書のために心を作る。

そんな「読書」について、鈴木さんが自身のHP

『鈴木邦男をぶっとばせ!』

の1月18日号で書いている。

「読書戦争従軍レポートですね、09年の」

そこで、鈴木さんは、
「本を読むために人は生きているのです」と。鈴木さんらしい。
鈴木さんは言う。「本を読まない人は猫だ」と。「君はネコだ」と断言している場面をこれまで何度も見た。

昨年2009年、鈴木さんは、472冊読んでいる。
ぼくは、393冊だ。少し負けた。競争しているわけではないけれども、毎年気になる。
(鈴木さんは何冊読んだだろう)

472冊というと、月に40冊平均だ。月に40冊は難しい。
読書が仕事だという意識がないとなかなか達成できないはずだ。
昨年何冊も本を出されながら、これだけの本を読んでいたんだ。恐れ入るばかり。

そんな鈴木さんとの対談の準備を進めている。
対談はもちろん『読書論』だ。これまでとは違う読書論を展開できそうだ。
そのための資料を調査作成している。ぼくがこれまでどこかにないかな、と思っていた資料だ。
どこにもないので自分で作る。自分でやったほうが早い。
今調査中の資料は、鈴木さんも欲しい資料のはずだ。
読書を趣味以上にしている人は、面白がってくれる資料になるだろう。

毎年、何冊読んだ、何ページ読んだとカウントしたところで、読書自体に終わりがあるわけではない。
読みたい本ばかりだ。読まなければならない本ばかりだ。
読めば読むほど何も知らない自分を知るばかりだ。無知にもほどがある自分を確認するだけだ。
恥しさと情けなさに打ちのめされて、それでも次の一冊を手にする。

できるならば、世界中全ての本を読みたい。
望みといえば、唯一、それかもしれない。

現在日本で年間7万冊近くが出版される。
一日200冊の新刊が世に出ている。そんなに? と思うけれども、出ている。
書店に並ぶのはその一部。平積みにされてポップがつくのなんて、その中のまたまた一部。
一日数冊しか読めないのでは、とてもじゃないけど全てを読みきるなんて無理だ。
確かに、

読むに値しない本はたくさんある。
どうしようもない本は驚くほどたくさんある。
ほとんど、そうだ。
読むべきではない、と言い切れる本のほうが多い。経験則だ。
でも、

一日200冊の新刊の中にとんでもない思想が埋もれているかもしれない。
とんでもない言葉が埋もれているかもしれない。
そんな一冊がないとは言い切れない。

だから、出会いたい。そんな本を読みたい。

言葉なんか嫌いなんだ。できれば、言葉の無い世界で思考したい。
言葉を介在しないで思考したい。そう思いながら、言葉を貪る。本を貪る。


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