約束の日だ。ただ、それだけだけど、約束の日だ。もう2時か。『ジーザス・クライスト・スーパースター』に静かに触発されながら、頭が冷めていくのを願う。

2010年3月27日 01:46:15

写真

眠れるだろうか。
こんなに疲れてるんだ。眠れるに決まってる。
でも、この約束の初日、決まって極度の不眠に陥る。

『演劇機関説・空の篇』その幕が開いた。
昨夜の徹夜の仕込み、朝一の打ち合わせ、会場入り、稽古、
トーク、本番、打ち上げ、と呆れるほど連続した時間を過ごしながら、
一体いつ寝ていつ起きたのか、思い出せもしない。
こんなに疲れている。眠れるはずだ、と言い聞かせる。

けれども、決まってこの日は眠れない。
発熱と回転し続ける頭ん中。渦巻く言葉。フラッシュする画という画。
耳の奥に残る音、声、ノイズ。

取るに足らない素人からのメールを鼻で笑い、
ガキがぐだぐだと接続してくるメールに実力行使かこのやろーと笑い、

会場を席巻するぼくの言葉と共に幕が開いた。

写真家の平早さんがたくさんの写真を残してくれた。
その写真を掲載しようかと見てみるも、
どの写真にもばっちりとこの演劇のアリバイが写りこんでいる。

続きがあるんだ。
まだ掲載できない。

あのアリバイは、会場に足を運んでくれたお客様にしか見ることができない。

4ヵ月考え続けたテーマ。
3ヶ月かけて書いた脚本。
2ヶ月の劇団員との稽古。
徹夜で作り続けた舞台。

一人では何も出来ない。それをあらためて知った。
けれども、一人でしかそれを作ることはできない。

終演後、たくさんの方を話をした。
実験的だと言われた。そうじゃないんですよ、当たり前のことなんです。と答えた。
狂っていると言われた。そうじゃないんですよ。これが正常な姿です。と答えた。

打ち上げの席で遅くまで、観劇家のじべ。さんと話をした。
演劇の話、映画の話、音楽の話、劇団の話、演劇論、無駄話。
月に40本もの芝居を観られる方だ。
その理解は、深い。
一言一言が身にしみる。

そのじべ。さんに一本のDVDをいただいた。
どうせ眠れない。
頭を冷まそう。

映画を観ている。
真夜中か。