磯崎いなほと田中惠子の誕生日

2010年11月30日 23:14:39

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今日が、その日、というわけではない。
磯崎いなほは、公演の前に
田中惠子は、公演の直後に

二人の誕生日。

プレゼントは、一定の予算内で担当の劇団員が選ぶ。
担当する劇団員は、年度初めにくじで決められた。
誰が誰に、ということは、自分が担当する人しか知らないわけだ。

それも楽しみの一つでもある今年度の劇団再生の誕生日。

磯崎いなほの担当は、ぼくだった。
年度初めにくじでいなほの担当に決まった時に、プレゼントも決まっていた。
予算内だろうと、予測もしていた。
実際に購入してみると、予算内だった。

いなほへのプレゼントは、文庫本。
読書家でもないいなほは、多分、読んでいないだろうと思っていた。
けれども、或いは、もしかしたら、読んでいるかもしれない、というぎりぎりの選択でもあった。
一冊の文庫本を贈った。
歌を一首、添えて、贈った。

そして、田中惠子の誕生日。
公演の次の日がそうだった。
あの危険極まりない舞台をバラし、搬出し、劇団員とスタッフでの打ち上げの席で、
誕生日を祝った。

プレゼントの担当は、宮永歩実。
プレゼントは、『はぐれメタルの【はぐりん】』の文鎮、とのこと。
ドラクエに登場するモンスターらしい。
写真の頭の上に乗っかっているやつだ。
『回避率が高く、防御力も高く、何より逃げ足が速い。倒せば経験値がいっぱいもらえるレアキャラだ!』
と、宮永歩実の言。
だが、その素性は、ぼくには定かではない。けれども贈られた惠子ちゃんは、大声を上げて喜んでいた。

毎年こうしてみんなに誕生日。
来年も多分、この二人に誕生日が来るだろう。
来年か。
2011年。2011、素数じゃないか。

素数の年なら、きっと何か、いいことこもあるだろう。

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