幕が降りた。そして、長い長い始まりが、また始まった真夜中。大きな大きな次のモチーフが頭から離れず、資料を探し出した。ぱらぱらと資料の本をめくる。これを舞台化・・・。あまりに巨大なモチーフにうんざりするが、取り組むに値すると体中が叫んでいる。画はまだ見えない。何も見えない。ただ、体が叫んでいる。