ピアノを弾き始めると案外夢中になったりする

2011年12月16日 21:15:49

仕事がからんではいるのだが、ピアノを弾いていた。
小難しい楽譜とにらめっこして譜読みから、なんてことはしないし、疲れてできない。
好きなように弾いている。思いつくまま弾いている。
自分で気に入った旋律が弾けたりすると、それをいつまでも繰り返したり、
適当なフレーズを口ずさんだりしながら、ピアノを弾いている。

弾きながら、やっぱり面白いなあと思う。楽器はいいな、と思う。
下の映像は、プニーナ・ザルツマンが参加しての八手連弾。一番手前がザルツマン。
見ていると楽しくなる。笑ってしまう。
今日はそのザルツマンの命日。みんな生きて、みんな死んでいく。

今はこうして映像が残されたり遺されたりするが、それはただの映像だ。
みんな生きてみんな死んでいく。ただそれだけだ。ただそれだけだとしても、そこにはきっと
なんかあるんだろう。なんて楽しい演奏だろう。なんて豊かな演奏だろう。

それにしても、映像がこうして残されることは、真にいいことなんだろうか。
それは、本当に意味あることなのだろうか。例えば、この映像が残されず、ただ、

語り継がれるだけだったとしたら?