2012年4月19日 23:04:46

ぼくの作品は、音楽がとても大きな要素の一つになる。

音楽の力を恐れる故に音楽から離れることができない。

言葉と共に音が産まれ、世界の時間のねじを巻く。

音と音楽、言葉と音楽、音と言葉。

今日、初めての場所に行き、初めての体験をした。

その帰り道、肌寒いな、と思った瞬間、

次の作品のオープニングの音が、聞こえた。

音楽ではなく、音だった。画が、

大きすぎて歩きながらでは見ることができず、立ち止まり、

画と音がしっかりと、そこにあることを確認した。

我知らず、(できたな)と、呟いていた。