ひたすらにひたすらに、そこに向き合う

2012年7月28日 23:51:25

稽古場で自らの画を向き合う

画を信じ切ることは、決して空虚な妄想ではない
そこには、真実しかない
信じ切ることのなんという果てしない道のり

自分を信じる、と言うは易し
それを今、思い知っている
言うだけなら誰でも言える、しかしなんという困難

そこを曲げれば簡単なんだ
簡単にできてしまう
もちろん簡単にできるにこしたことはないのだが・・・

フェルメールの光と風
ゴヤの闇と希望
彼らがキャンバスに向き合い色をのせることの勇気を感じる

ひたすらにひたすらにぼく自身を見続ける
稽古場でぼくが見るのは俳優では決して、ない。
そこに見えるのは、景色であり、豊かさであり、論理であり、

管理と支配であり、時間の果てであり、言葉の高さであり
ぼくの筆と絵具であり、一般化とぼくという特殊であり、
ぼく自身という客観であり、君たちを自覚的に捨てる覚悟であり、

言ってしまえば、そこには、何もない
何もないから、あるのだ
何かあるところからの発生は、その何かに必ず支配される

そんな作品なんかごめんだ
何もない、何もない、何もない、何もない、何もないから、あるんだ
そこに何かあるのなら、破壊する

ひたすらにそこに向き合う