それにしても毎日毎日書いているなあ。冗談で始めた「読書代行」なんだが、半ば本職になりつつある。とはいえ、本職、という語に対して、ぼくは定義を行っていない。あしからず。

2013年2月3日 23:04:50

昨年もそうだったが、「読書代行」の季節なのです。2月、3月。
どうやら、
転職やら、昇進やら課題やらなんやらで、「感想文」だの「レポート」だのが必要らしい。
商売繁盛! というところだが、これがなかなか難しい。
毎日一冊! とか、順番に依頼がくればいいのだが、来る時にはまとまってくる。
世の中そんなもんか。なんやらの法則みたいだが、ほんとにそうなんだ。

メーラーの受注フォルダ。
メールを確認すると、そこに(3)とか、(4)とか、表示される。
開くのが怖くなる。
そう、読書代行の依頼メール。
一件ずつ、返信をする。本の確認、使用用途、納期、金額、文体、人称形態・・・・
何度かメールをやり取りし、正式な受注となる。

受注したら、本を探しに街に出て、帰りの電車で読み始め、最寄駅上の喫茶店で読み終える。
(さて、どうやって書くかな)と考えながらバイクを走らせ、帰宅して一服。

相手の顔を思い浮かべる。
相手の状況に身を置く。
提出先である上司だの先生の顔を想像する。
メールの文章から依頼者の文章力を推察し、どのレベルの語彙があるか判断する。
依頼者の年齢によって、社会や政治との関わりの度合いを計り、書き始める。

書き始めたら、一気だ。
原稿用紙三枚くらいなら、20分くらいだろうか。
書き終えたら、納期直前までは寝かせる。

納期前に、改めて読み直し、手を入れる。
これまでにクレームなどは、一件もない。我ながらよくやってるな、と思う。
今、日本でこの仕事を何人の人がやっているか知らないが、
ぼくは、きっと大きなシェアをとっているだろう。

依頼が順番に、いい具合にはいればいいのだが、この時期、どうも重なってくる。
今日は、二冊書いた。
と、思ったら、次の依頼が入った。現在条件をやり取り中。

今日中にまとまれば、明日もまた本を探しに街に出ることだろう。
そして、読みながら帰り、読み終え・・・・と。

本当に毎日書いてるなあ。
5月の作品発表。その脚本にはなかなか手が入れられない。
先の事を思うと、不安どころか、怖くなってくる。逃げたくなってくる。

とはいえ、だ。
きっと、街中に毒づきながら、舌打ちしながら、ぶっ倒れながら、死ぬ思いをしながら、
そんなこんなでも、なんとかやってるんだろう。

気が付いたら、「あちーなー」と真夏の太陽を睨み上げてるんだろう。

とはいえ、だ・・・

んー

んー

遊んで暮らしたいんだよなー
のんびりぶらぶらしてたいんだよなー