高橋和巳の命日

2013年5月4日 01:00:50

日は変わったが、5月3日は、高橋和巳の命日だ。
思想的に随分と影響を受け、考えさせらえた作家。
氏の言葉は今もしっかりと受け止めている。
それらの言葉はようやくぼくの作品の中に生かされようとしている。
初めてよんだのは、『邪宗門』
そのあまりの衝撃。それから、むさぼるように読んでいった。

今日の稽古には、佐渡から伊藤さんが来られた。
通し稽古をご覧になられ、稽古後軽くいっぱい。
そこで、たくさんの話をした。

その席で、「素養」という言葉が行き交った。
演劇にたずさわる以上、最低読んでおかなければならない本がある。
最低観ておかなければならない映画がある。
それらを読んでいなければ、観ていなければ、お話にならない、という作品。
それは、確かにある。
「素養」という言葉が行き交った席だった。

そして、ここ最近続き続ける頭痛の原因が、わかった。
同じく、今日稽古に参加された照明家の若林恒美さんの一言からだ。
通し稽古をご覧になられ、外で一服している時に、
「これ、疲れる! 頭痛がしてきた!」と。

(ああ、なるほど)そうか、とポンと膝を一打ち。
稽古場で、あの暗闇で、対象を見続けることによる眼精疲労と脳疲労なんだ。
確かに今も頭痛が激しい。

それにしても、だ。
プロのスタッフを逃げ出したいほどの疲労に陥らせ、
頭痛は喚起させる作品とは一体なんだ。

そうだ。

ぼくは、間違っていない。