演出という仕事がわからんのだ

2013年7月21日 01:38:04

わからんのだからその言葉を手放した
自分の目的や手段やなんかそんなものを考えて一番ぴったりしたのが
照準機関

照準機関と言う仕事に一般的な理解はまったくないが
自分ではとてもしっくりきているのだ

珍しく昨日の初日も二日目の今日も終演後酒席を囲む
やっぱり楽しい
話すことが楽しい

その席で作品の話に当然のようになるのだが
なるほど

自分の創りたいものを創らなくてなにが作品だ
自分が見たいものを描けなくてなにが作品だ
観客に見せたいのではない
理解を得たいのではない
ぼくが、この作品を観たいのだ
ただその一点の動機だけがぼくの体内の一つの機関を動かすのだ
照準機関

体内の一つの機関