9月作品の稽古に入った

2013年8月12日 01:03:43

いつものことながらオープニングから創っていく。
世の多くの舞台作品がどうかは知らないけれども、
ぼくはどうしてもオープニングが観たいのだ。
どのシーンから創ってもいいのだろうし、決まりがあるわけではないのだが、
どうしても、オープニングが観たいのだ。

オープニングが目の前に現れてくると、一仕事終わったような感じもする。

疲労する。
驚くほど疲労する。
発熱し、頭痛をともなう。毎回、そうだ。今回もそうだった。
稽古場での数時間。頭の中の画を見続ける。音を聞き続ける。
言葉を感じ続ける。光を、視線を、伸びを、自然を感じ続ける。

人間の脳はそれらの膨大な感覚的情報を処理するのにはあまりに小さい。

脳の小ささを感じる稽古場。