10月の作品を目の前に置き時速60km

2014年4月28日 18:49:33

ゴールデンウィークだ。
作品を創るための時間を予定していたら、思いがけず時間が取れそうな感じだ。

映画を観よう。
まずは、なんだかんだと見逃している『名探偵コナン 異次元の狙撃手』だ。
そして、『プリズナーズ』に、スティーブ•マックィーン監督の『それでも夜は明ける』も観ておこう。

横浜では、『コナン展』をやっている。行きたい!
横浜といえば、だ。『神奈川近代文学館』で太宰治展をやってるし、その近くには『大佛次郎記念館』もある。

このなんとなく中途半端な時間を映画と記念館巡りと最近行けなかった墓参りに費やそうか、

と今日、バイクを走らせながら考えていた。

昼からの陽気に誘われて、バイクに乗ったら、思いのほか気持ち良くて、つい遠出をした。
走りながら思うのはやっぱり作品のことだ。
今創っている作品ではない。10月に発表する一つの完結編的な作品だ。
一時間走り、思いついた美術、構成、照準、登場者、音楽を、喫茶店で記録する。
記録しているうちに、脚本以外全部出来上がってしまった。
作製に時間のかかる美術になりそうだ。できるなら、6月に入れば製作に取りかかりたい。
明日、制作部に相談してみよう。
10月か。バイクに乗って見えてきた画をぼくは、必ず創るだろう。
そこに誰がいるのか。そこに誰がいないのか。先のことは誰にも何もわからない。
例えそこにぼく以外誰一人いないとしても、ぼくがいるなら、その画は、日の目を見るはずだ。
その画を観て、鑑賞者の半数は不快感を露わにするだろう。
吐き気さえ覚えるかもしれない。
だが、しかし、
その一幅の画からこれまでに死んだ無数の生活者の歓喜と無念を読み取る人もいるだろう。
そして、その画に包まれて死にたいと感じる人もいるはずだ。
そんな10月の作品。

帰途も気持ちいい。平均速度60km。信号も少ない。おまけにつながりがいい。
あっという間に東京が近づいてくる。そんな帰途でゴールデンウィークの空き時間を思った。

映画を観よう。記念館に行こう。お墓を訪ねよう。