鈴木邦男というまやかし

2007年2月26日 00:43:25

写真

舞台は、幕を下ろし。

数百人ものお客様との出会い。

真夜中、いつものここに座り、
耳に残る劇場の呼吸を、聞く。

まやかしとあやかし。

写真は、劇場に足を運んでくださった、
鈴木邦男さん。
お隣にいらっしゃるのは、同志Tさん。
終演後、近所の居酒屋でお話を。
楽しい話題の数々の中で、

ああ・・・

鈴木邦男さんの目が光る、瞬間が、ある。

自分のどの単語にその光る目が反応したのか
瞬時にプレイバックし、
該当する単語をリストアップする。

にこにこと話す鈴木さんの目が、
光る、単語。

頭の中にリストアップした数語を繰り出してみる。

ああ、そうか、と、
鈴木邦男さんとの数十センチの距離を走った彼の歴史を
トレースしようと、試みる。

あやかしとまやかし。

覗くことのできない、闇。
光の届かない、闇。

「自家発電装置による自殺装置」
が思い浮かぶ。

笑いながら楽しく話しながら。