高木ごっこ・・・311-64『大音量で聞く。大きな夜に聞く。幻想交響曲』

2007年9月12日 00:06:33

写真

良い音が聞こえてくる。
と、目を覚ますと、雨の音。
どんなスピーカーもどんな音響家も、
この雨の音を再現することは無理だろう。

一番いい音になるように、
窓の開き具合を調整してみる。

何度かあけたり閉めたりして、
今日の雨の音に一番いい音を捕まえてみる。

背後にその雨の音。
左からは秒針が進む音。
右斜め前方から扇風機が回る音。
正面に音はない。

手元からは、入力をする官能的な音を自ら発し、
この大きな夜の前奏を聞かせてくれる。

雨、
そして、
大きな夜。

こんな日を完成させるのは、これしかない。
『幻想交響曲』ベルリオーズ

それも、この一枚。
ミュンシュの振る、パリの一枚。
自分が生まれた年に作られたパリ交。
そして、その年に録音されたこの一枚。

ヘッドホンをして、
この大きな夜。