高木ごっこ・・・331-67『 頭の中を何かがスパークした午後、クールダウンするために漫画喫茶で本を一冊読み、夕方から一つの講演を聴くもノイズが多く、頭の中は逆にスパーク』

2007年10月13日 00:53:39

写真

最初に入った予定は、18時30分からの講演。
それは、
戦後、日本国憲法の作成に関わった一人の女性の講演。
ベアテ・シロタ・ゴードンさん。
来日され、横浜で講演されるということで、
予約。

で、楽しみに日を過ごしていたとき、
埴谷雄高さんの原稿を展示する、というニュース。
調べてみると、それも横浜。

ということで、
昼から出かけてきました。
神奈川近代文学館。
『無限大の宇宙―埴谷雄高「死霊」展』

駅を降り、
十数年ぶりに元町。
あの坂道を登る。
思ったよりもきつい坂道で、
でも、楽しみで楽しみで、のんびりと。

みなとの見える丘公園。
その片隅の近代文学館。

中に入り、3時間かけてゆっくりと、展示を親しむ。

埴谷雄高さんの原稿。
埴谷雄高さんの写真。
埴谷雄高さんの書籍。
多くの遺品。

埴谷雄高さんの講演が流され、それを一人のんびりと見る。

(やっぱりこれが好きなんだ)と、
不意に思う。
来年一年で日本思想体系を読了したら、
再来年から数年をかけて
埴谷雄高・ドストエフスキーだけに取り組もう、
そう、決心する。

一通り見終えたとき、
学芸員が自分を呼びにきた。

「これから、埴谷雄高さんと増永さんのことを
説明します」と。

増永さん????

誰?と思うも、
スクリーンが用意されたロビーに。
女性の学芸員の方が、スクリーンに資料を投影しながら説明開始。

増永さん―
埴谷雄高さんの友人であり、ちょっと先輩であり、
しかし、これまで一度も表に出たことはないけれども、
埴谷雄高さんがなくなる直前まで
手紙をやりとりし、
文学論を闘わせた方。
この文学館にはその手紙が400通ほど残されているとのこと。
その手紙を丹念に追い、
埴谷雄高さんの軌跡を説明。

(これは、しかし、埴谷雄高研究に一石を投じる内容だなあ・・・)

と、感嘆しつつ。

文学館を後に。
煙草を一本吸い、
この後の予定を考える。

3時間後には鈴木邦男さんと高橋さんと合流し、聴講。
それまでに一冊は本が読めるな。
高橋さんが推薦してくれた本を読もう。

さて、今日は、予定を立てたとおりにことが運んだ一日。
ベアテさんの講演も興味深く聴いたけれども、
それは、後日に。

横浜。