ふうろうさん、あっちを向いたり、見上げてみたり【梟ふくろうの写真】

2008年1月10日 00:28:09

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昨年は、忙しいことが分かっていたので、
手帳を使い、予定を管理しようとしたけれど、
結局一ヶ月も使わなかった。

なんでだろ。

仕事の予定は、ほぼ頭に入ってる。
打ち合わせなんかで日程の調整をするときにも
「よいしょ」と頭の中の引き出しをあけると、
ブッキング状況が出てくる。

今年も大きな仕事の予定は頭の中に。
単発の予定は、また別の引き出し。

年初、
やっぱり手帳を使って間違えがないようにと、
ここに、一冊の手帳。

リラックマの大判の手帳。
頭の中に予定が組まれているためか、
まだまだきれいなもの。

じっ、と、手帳を見る。
すると、

いつものあの感覚。
あの恐怖。

整然と並んでいるカレンダの恐怖。
毎日が順番に並んでいることのなんという不自然。
破廉恥。

時間が一日に区切られているまやかしと
時間が連続していると思わせるトリック。

手帳は、予定の管理以上に、
やっぱり、自分に恐怖を感じさせる。

「冗談じゃねぇ。なんだかんだ言っても、今しかねぇじゃねぇか」

と、居並ぶ12月31日までに毒づいてみる。
毒づいてみたところで、
そこにあるのは、リラックマ。

毒づいてみたところで、
現実には、数ヶ月先、数年先の予定が、ある。

毒づいてみたところで、
明日が、8月になるわけでもなく、
明日が、来るわけでもない。
まったく、恥知らずなことだ。

リラックマの万年筆を持ち、
3月21日の予定を書き入れる。
頭に入っているけれども、
書き入れてみる。

今年は、手帳を有用に使えるだろうか。
一年、手元で使ってみよう。
手帳の効用はわかっている。
使いこなせるかどうか、リラックマ。

と、コトバに語りかけていたら、
コトバの奴、布団の上に降り立ち、
てけてけてけ、と、歩き回る。
あっちを見たり、見上げてみたり。