楽しい体験がいくつかの一日

2008年7月2日 22:49:32

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劇団で受けた仕事。声の仕事。
そして、びっくりするコーヒーマシン。

先日、一人の人間を誕生させた友人。
その会社に顔を出す。
お祝いのためであり、軽く打ち合わせであったり、
ランチを共にし、友人の顔は、どこか、違っていた。
誕生したばかりの彼女と朝4時まで対話をしたと、
その眼差しは、驚くほどに人生数十年を見据え覚悟した、顔。
こんなにも変わるものか、と思う。
その友人の顔の変化は、自分にとってとても貴重な一瞬だった。

午後、劇団で受けた声の仕事へむかう。
とは言っても、自分は立ち会うだけ。
声を録音する、という仕事。
そんなこと、自分にはとても無理だ。ただ立ち会うだけ。
劇団員、あべあゆみと鶴見直斗が今日の仕事者。

池袋のある場所での録音。
テキスト自体は、短いものだけれども、声だけで完全なイメージを表現するために、
細かいチェックと修正が入る。
何度も何度も録り直す。

自分は、音響という仕事を20年近くもやってきて、
いろんなものを録音してきたけれども、
今日のような録音システムは初めてだ。
驚きの録音システム。

一人でそのシステムに感動しているうちに、録音は進む。
劇団員の二人は、声一つで人格を形成していく。
声だけで、生きた人格を形成した。
驚きと楽しい経験。こんな仕事をどんどんしていければと、思う。

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夜、自宅にこんなヤツがやってきた。
この赤、このプロポーション。あっという間においしいコーヒーが出来上がる。

これまでのコーヒーメーカの概念を打ち破ったこのシステムの美しさに感動する。

マシンだ。
完全を目指したマシン。

あっという間にできあがるアワアワのカフェ。
素晴らしい温度で落ちてくるコーヒー。
冷たいのもできてしまうというびっくり。

これは、楽しい!

そして、友人K&Kから、サンプルファイルが届く。
8月の公演で使用する魔法のようなファイル。

こんな一日があるんだ。
楽しい一日。
何もかも楽しい一日。
偉大な夜もかなわない一日。
夜を待たずに眠ってしまいたかったけれども、

やっぱり夜。

楽しさをずるずると引きずり夜。
王様が笑い声をあげるまえに、寝てしまおう。